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writer : ac

【海外発!Breaking News】体重320キロ超の幼稚園教諭、保護者からの批判や失恋で減量に挑戦(米)

肥満を理由に別れを切り出されたという。ジョージさんは今でも彼女のことを愛しているそうだが、シンセラさんは「彼のことは大切に思っているわ。でも今のままでは外出もできない。ジョージが痩せたら、その時はまた考えるわ」と語っていた。

そんなジョージさんが一念発起するきっかけとなったのは幼稚園の保護者からの批判の声だったそうで、当時のことをこのように述べた。

「幼稚園のオフィスに保護者から私の肥満を危惧する声がたくさんあがるようになってね。そんな時、ある親にこう言われたんだよ。『もし先生が子供の上に倒れたらどうするのですか?』とね。」

かなり衝撃的な言葉だが、ジョージさんは次のように告白している。

「シンセラと自分が一緒に並んだ写真を見た時に、ダイエットが必要だと痛感したんだ。自分は肥満でいびきが酷く、睡眠時無呼吸症候群で夜眠るときにはCPAP療法が欠かせない。それに脚がむくんでいて歩くことさえ大変なんだ。長距離を移動するには車椅子が必要だし、どうにかこの生活から抜け出して、人生を楽しみたいと思ったのさ。」

自身の大きいサイズのブランドTシャツを着るジョージさんとシンセラさん(画像は『George Covington 2021年4月22日付Facebook「Twinning from head to toe.」』のスクリーンショット)

こうしてジョージさんは重症肥満を治療するための肥満減量手術で有名なチャールズ・プロクター医師(Dr. Charles Procter)に助けを求め、最初の3か月で約31キロ(70ポンド)の減量に成功、昨年6月には体重を約239キロ(528ポンド)まで落とした。食事療法やジム通い、手術などが功を奏したそうで、ジョージさんは昨年11月までに90キロ(200ポンド)以上の減量を達成、歩くことや外出することができるようになったという。

ジム通いを続けるジョージさん(画像は『George Covington 2021年12月23日付Facebook「Thankful Thursday!!!」』のスクリーンショット)

ジョージさんの最近のSNSには、先生が大好きだという幼稚園の園児たちとの写真や、コンサートに行ったりジムでトレーニングに励む姿などが投稿されており、表情もぐんと明るくなった。また昨年から大きいサイズの衣類のオンライン販売も手掛けており、ジョージさんには「インスパイアされる」「これからも頑張って!」「応援しているよ」といった温かいメッセージがたくさん届いている。

「これからもっと頑張って減量して、結婚して、将来は子供が欲しいよ」と夢を語るジョージさん。この調子ならきっと夢は叶うだろう。

画像は『George Covington 2021年10月29日付Facebook「Happy Career-O-Ween Day!!!」、2021年7月12日付Facebook「Motivational Monday」、2021年4月22日付Facebook「Twinning from head to toe.」、2021年12月23日付Facebook「Thankful Thursday!!!」、2021年11月21日付Facebook「Concert Ready!!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

コンサートに出かけるジョージさん(画像は『George Covington 2021年11月21日付Facebook「Concert Ready!!!」』のスクリーンショット)

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