我が子をいとも簡単に遺棄してしまう親は世界中であとを絶たないが、このほどインドで草むらの中からへその緒がついたままの新生児が発見された。幸いにもそばには野良犬と数匹の子犬が寄り添っていたことで、新生児は12月の冷え込む寒さから命を救われたという。『The Mirror』『austonia』などが伝えている。
インドのチャッティースガル州ムンゲリ地区の村で今月中旬、草むらの中で新生児の女児が見つかった。へその緒がついた状態で服も着せられていなかった女児は、どうやら発見された前日に誕生してすぐに捨てられたとみられている。
インドは年間を通して比較的温暖な気候であるものの12月の夜ともなれば気温が下がり、生まれたばかりの新生児にとってその寒さは命取りになることもある。ところが女児のそばには野良犬と数匹の子犬が寄り添っていたことが分かっており、この犬の母子が寄り添っていたことにより女児は寒さから身を守ることができたようだ。
女児は一晩を犬たちと過ごし、夜が明けた後に地元の代表者マンナラル・パテルさん(Munnalal Patel)に泣いているところを発見されたという。マンナラルさんは、