顔のたるみが気になりだした47歳の女性が、Facebookの広告で「研修のためモデル大募集! 格安で施術します」と謳うサロンを見つけて糸リフト(スレッドリフト)を行ったところ、とんでもない結果が待っていた。女性の悪夢のような経験を『The Sun』『The Mirror』などが伝えた。
英ウェストン=スーパー=メアに住むバーバラ・ベリンジャーさん(Barbara Bellinger、47)は昨年初め、約6万円(400ポンド)で糸リフトを施術するというサロンの広告を見つけた。「糸リフトの研修のためのモデル募集中、施術者は業界で10年の経験あり」と書かれており、相場の約12万円~36万円(800~2400ポンド)と比較すると格安だったことから「新しい年を始めるにあたり、またとない素晴らしい機会」と飛びついた。
糸リフトとは皮膚の下に糸を挿入し、顔のたるみをリフトアップする治療で、糸は時間が経つと体内に吸収される。皮膚を切開するフェイスリフトのようにメスを使わないため、気軽にできるプチ整形として人気だ。
ところがバーバラさんが気合を入れて受けた施術はかなりの痛みを伴い、施術中は「早く終わらないかしら」とそんなことばかり考えていたという。
バーバラさんは「施術者は時間に追われているのか酷く焦った様子で、どこかしっくりこない気持ちのまま施術は終わりました」と当時を振り返り、このように続けた。
「顔は強めに引き上げられた感じでしたが、見た目には問題ありませんでした。施術者には落ち着くまでに6週間かかるので、痛み止めを飲むようにと勧められました。」
「その日は運転して帰宅したのですが、後ろを向くと何かがパチンと切れた音がしました。驚いて顔を触ってみると何か鋭い尖ったものが突き出ているのを感じ、サロンに電話すると『糸をそっと押し上げるようにして、あまりいじらないように』と指示されました。」
「それからは食べ物を噛むのもつらく、数日後には唇の上に小さな腫物ができました。何か先が尖ったものが刺さったような感じで、翌日になるとそこから青い糸が突き出て出血していました。糸の先には小さい棘(コグ)がついているのですが、なんとそれが突き出しているのが見えたのです。」
バーバラさんは顔が不均衡になってしまうのではと心配してサロンに連絡したものの、