世の中には完全菜食のヴィーガン生活を送る人が大勢いるが、アメリカでヴィーガンの女性が健康上の問題から魚を食べることを余儀なくされ、サーモンのソテーを泣きながら食べている動画をSNSに投稿したところ注目を集めた。『The Daily Star』『LADbible』などが伝えている。
アメリカ在住のラマー・チャイレスさん(Lamar Chairez)が先月13日、TikTokに投稿した動画が1700万回以上の再生回数を記録している。10月に入ってメディアが取り上げたことで、さらに話題になったようだ。動画には、ヴィーガン生活を送ってきたラマーさんが新鮮なサーモンの切り身を調理して食べる様子が捉えられている。
ラマーさんはヴィーガン生活を続けてきたが、最近になって体調が思わしくないため医師に食生活を見直して魚を食べるように言われたそうだ。動画ではこのように明かしている。
「ヴィーガンになって2年になります。でもアレルギーや過敏症などを発症し、医療上の理由から魚を食べなければならなくて本当に悲しいです。それで私が食べ続けられそうな天然のサーモンを手に入れたんだけど、もうこの一口目で精神的にかなり参っています。」
「私の身体は食べるに耐えられない物を食べようとするために、更なるダメージを受けている感じがします。でも、最善は尽くすけどね(笑)。食べてしまったわ。もう今の私って、これまでに最も情けない人間だわ。お魚さん、本当にごめんなさい。」
ラマーさんはサーモンの切り身のソテーをひとかけら箸でつまんで恐る恐る口へ運ぼうとするが、