サファリパークを運営する動物専門家の男性は、危険を冒してまでワニなどの生き物に接する姿で人気を博している。そんな男性が今月1日、Instagramに投稿した1本の動画が議論を呼んだ。動画には男性の2歳の息子が巨大なヘビの尻尾を両手で引っ張っている姿が映っており、「さすがだね」と驚くコメントが相次いだが「まだ早すぎるよ」と息子を危険に晒す対応に批判の声も届いている。『The Canberra Times』などが伝えた。
豪ノーザンテリトリー準州ダーウィンでサファリパーク「Top End Safari Camp」を運営するマット・ライトさん(Matt Wright)は、ナショナルジオグラフィックが手がけるテレビ番組『Outback Wrangler』でホストを務める野生動物のエキスパートとして有名だ。
マットさんは自分より大きなワニに素手で触ったり、ワニのいる湖に入って接近を試みるなど危険に晒す行動を取るようなワイルドな男性である。そんなマットさんには2歳の息子バンジョー君(Banjo)がいる。
マットさんのおかげで普段は目にしない多くの生物に囲まれて生活するバンジョー君は、自分よりも大きなワニやヘビを前にしても物怖じしない様子だ。そんな肝の据わったバンジョー君に、マットさんは英才教育を始めたようだ。
その様子を捉えた映像では、バンジョー君がオリーブパイソン(Olive python)と呼ばれるヘビの尻尾を掴み、まるで綱引きをするかのように引っ張っている。オリーブパイソンはオーストラリア国内で2番目に大きなヘビで、