先月19日、イタリアの小さな島で奇妙な姿をしたサメが発見された。ずんぐりとした体のサメは、ブタの鼻を持ったような奇妙な顔をしている。このサメは深海を好んで生息するが、同地域で稀に漁師の網にかかることがあるという。サメとブタを掛け合わせたような不思議な姿に、人々は驚きながらも「別れた前妻にそっくり」などジョークのコメントも寄せられている。『The Mirror』などが伝えた。
話題のサメを発見したのは、イタリア西部ティレニア海に浮かぶエルバ島の港「ダルセナ・メディセア(Darsena Medicea)」に停泊していた海軍艦艇の乗組員たちだ。海面近くにいたというこのサメを引き上げてみると、その奇妙な姿が明らかになった。
横から見ると丸々と太ったようなずんぐりとした体つきをしており、全体的に褐色でザラザラとした肌感だ。体が大きいせいか顔の部分ずいぶんと小さく見え、大きな目が目立つ。瞼のような部分が赤くなっており、腫れぼったい目をしている。
そして驚くべきは正面から見た顔で、まるでブタの鼻のような大きな穴が2つ先端に配置されているのだ。サメとブタを交配させたかのような姿に、乗組員たちも気味悪がっていたという。
突然変異かと勘違いしてしまいそうな見た目だが、