スコットランドの沖合でロブスター漁を行っていた男性が、通常のロブスターの中に1匹だけ青色のものを見つけた。後に調べてみると、これは200万匹に1匹という希少なロブスターであると判明した。約30年漁を行ってきた発見者の男性も「今まで見たことがないよ」と目を丸くさせたと『Metro』などが伝えている。
スコットランドの都市アバディーンで今月2日午前、地元漁師のリッキー・グリーンハウさん(Ricky Greenhowe、47)が冬のロブスターシーズンに向けて8か月ぶりにロブスター漁へ出掛けた。すると事前に仕込んでいた仕掛けから、珍しい青色のロブスターを発見した。
通常は赤みがかった黒い色をしているが、今回のロブスターは体全体が真っ青になっていた。これは遺伝子異常が原因で青い色を発現するそうで、青いロブスターとの遭遇率は200万匹に1匹と言われており、かなり希少な発見となった。
30年以上のキャリアを持つリッキーさんは「14歳の時から漁をしているけど、今までに見たこともないよ」と驚きを隠せない様子だ。
リッキーさんによると、通常のロブスターは約1.5キロの大きさで25ポンド(約3700円)の値で取引されるという。青いロブスターがどのくらいの値で取引されるのかは不明だが、相当の価格に跳ね上がることは想像に難くない。
しかしリッキーさんは「お金の問題ではなく、このロブスターは生き続けるべきだと思う」と明かしており、