イギリス南西部の沿岸でロブスターを獲っていた漁師が、目が覚めるような鮮やかな青色のロブスターを発見した。専門家によると青いロブスターは200万匹に1匹と希少で、漁師の男性は「幸運の印」と喜んでいるという。『Metro』『Mirror』などが伝えた。
英南西部コーンウォールにある港町ニューリンに住むトム・ランボーンさん(Tom Lambourn、25)は、今年2回目のロブスター漁で珍しい青いロブスターを発見した。
トムさんはニューリンの北に位置するペンザンス沿岸に仕掛けられた“ロブスター・ポット”と呼ばれる金属製のかごの引き上げを行っており、たまたま開けたかごの中に美しい青色をしたロブスターが身を潜めていたという。
トムさんは「どの仕掛けに何が入っているかはその時々で違うけど、青いロブスターを見たのは初めてだったよ。まだ今年2度目の漁で、こんなに珍しいものに会えたんだからラッキーだったね。ただ個体のサイズが小さかったから、写真だけ撮って海に戻したんだ」と当時を振り返る。
青いロブスターは体長30センチほどのヨーロッパロブスターだったそうで、「もっと大きなサイズだったら国立ロブスター孵化場に持って行ったけど、規定よりも小さいものは成長するまで捕獲できないんだ。ただその後、孵化場に写真を送ったら『青いロブスターは200万匹に1匹という希少なものだよ』と言われたんだ。驚いたよ」と興奮冷めやらぬ様子で語った。
コーンウォールのパドストウにある国立ロブスター孵化場の管理者であるベン・マーシャルさんによると、