
のちに「彼女とその家族を助けることができて良かったです。みんなが大変な思いをしている時に私たちがお役に立てたのがなによりです。私の心を溶かしてくれました。素晴らしい一日でした」と語った。
この救出劇を隣で見守っていた女児の母親は「とても心配で怖くて、でも娘には『落ち着いて。何も怖がることはないわ』と伝えなければならないと思いました。警察官たちは本当に素晴らしかった。私たちを安心させてくれたこと、特に娘が安心してくれたことが本当に嬉しかったです。救出後も娘には素晴らしい対応で、バッジやステッカーをプレゼントしてくれました」と2人の警察官に深く感謝した。
また今回の出来事をふまえて、カイル巡査は警察官という仕事についてこう話している。
「自分のやっていることが正しいということ、またなぜこの仕事に就いたのかを思い知らされます。否定的な意見が多い中で、今回のようなちょっとした通報があるだけで自分の仕事の素晴らしさを再確認でき、喜びを感じることができます。人々を助け、悪者を捕まえ、フェンスに頭を挟まれた幼児を助ける。毎日が違うのです。それがこの仕事のいいところです。同じ制服を着て同じ車に乗っていても、受ける電話の内容も経験もすべて違うのです。最高の仕事です。」
ボルダー警察では、女児を救出するまでの一部始終を捉えたボディーカメラの映像をTwitterに公開し「子供の頃、誰もが良いアイデアだと思ってやったことを後悔したことがあるでしょう。今回のケースでは、この幼児が誤って頭を挟んでしまいました。マルケス巡査部長とカイル巡査は、迅速かつ巧妙な方法でこの子を安全に解放することができました」と綴っている。なお映像は、帰っていく警察官に向かって少女が「ありがとう!」と声をかけたところで締めくくられていた。
As kids we’ve all done things that seem like a good idea but that we come to regret. That was the situation here where this toddler accidentally got her head stuck. Thankfully Sgt Marquez & Officer Kyle found a quick & clever way to safely free her. Shared with mom's OK #Boulder pic.twitter.com/eH8paon5g5
— Boulder Police Dept. (@boulderpolice) September 21, 2021
画像は『Boulder Police Dept. 2021年9月21日付Twitter「As kids we’ve all done things that seem like a good idea but that we come to regret.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)