「なぜそんなことを?」と子供の行動は大人が理解できないものも多い。このほどアメリカから好奇心旺盛な3歳の女児が手すりの柵に頭を入れて遊んでいたところ抜けなくなってしまい、警察に助けを求めたというニュースが届いた。駆けつけた警察官はユニークな方法で迅速かつ安全に女児を救出したという。『FOX31 & Channel 2』などが伝えた。
米コロラド州ボルダーのある集合住宅で現地時間9月21日、3歳になる女児の頭が鉄製の柵に挟まって抜けなくなるというアクシデントが発生した。
現場に駆けつけたボルダー警察のマイケル・マルケス巡査部長(Michael Marquez)とジョーダン・カイル巡査(Jordan Kyle)は、女児を傷つけることなく柵をこじ開ける方法を見つけなければならなかった。
マルケス巡査部長はその時の状況をこのように明かしている。
「柵から抜けられない子がパニックになっているのを見て、彼女の家族や周りの人たちも動揺しているように見えました。助けたいと思った私はこれまでの経験上、緊張している姿やパニックになっている姿を見せたりすると、相手がさらにパニックになってしまう可能性があるので冷静でいることが重要でした。」
そしてドアをこじ開ける時に使うラム(破城槌)を用いて柵を広げるというユニークな方法で女児の救出が始まった。
カイル巡査は救出の様子について次のように述べた。
「ラムを使うという素晴らしいアイデアはマルケス巡査部長が出してくれました。彼は女児が怖がらないように優しく穏やかに話し、自分が何をしているかをずっと伝えていました。女児は彼の言う通りに頭を動かしてくれて無事に柵から抜け出すことができたんです。」
無事女児を救出したマルケス巡査部長は、