発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
Rank.1
もし自分の顔に、今までには見られなかった糸状の塊が現れ、それが皮膚の下で動いていたとしたら…考えただけでもゾッとするようなニュースが飛び込んできた。9月2日付の医学雑誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(The New England Journal of Medicine)』が発表した症例を『7NEWS』が伝えた。
ドイツ在住の36歳の女性が左瞼の糸状の腫れに気付いたのは、出張のため中央アフリカ共和国から帰国した時だった。皮膚の下にできたその塊は形を変えて動いており、驚いた女性が病院で検査を受けたところ「ロア糸状虫症」を発症していることが判明した。
ロア糸状虫症は中央・西アフリカにみられるフィラリア感染症で、感染した吸血アブ(メクラアブ)が人間を刺すと幼虫(ミクロフィラリア)が体内に侵入、幼虫は血流に乗って体内を巡り皮下組織で成虫になる。成虫の体長は約3~7センチにもなり、幼虫を産み、皮下組織や結膜の下を移動する。
ロア糸状虫症のほとんどの感染者は無症状だが、