海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】「広告の美味しそうなハンバーガーのせいで断食に失敗した」マクドナルドを訴えた女性(露)

食べたい衝動が抑えられなくなってしまった。

クセニアさんは、当時のことをこのように振り返っている。

「この時点で、断食は約1か月続いていました。ハンバーガーの広告を見てしまった時、もう自分ではどうすることもできず、マクドナルドを訪れてチーズバーガーを買ってしまったのです。」

「この広告が私の宗教的感情を侵害し、チーズバーガーの購入を強要したことで16年ぶりに四旬節の遵守に失敗しました。」

現在クセニアさんはマクドナルドに対し、消費者保護法に違反したとして1000ルーブル(約1500円)の精神的損害の補償を求めている。

そんなクセニアさんの驚きの行動について、ロシア正教会モスクワ総主教の関係者は「マクドナルドからの補償を受けるのではなく、神に赦しを求めるべきでしょう。裁判ではなく、告解(罪を告白し、赦しを請うこと)を行うように助言します」と見解を示した。

今回の理解しがたいクセニアさんの行為には、「これは馬鹿げているよ」「銃の広告を見て人を殺したら、銃の販売会社を訴えてもいいのか?」「じゃあ私もバーに貼ってあるワインのポスターを見てたくさん飲んじゃうから、訴えてみようかな」と共感できないと訴える声やジョークを交えるコメントも寄せられていた。

なお公式な裁判に先立って行われる予備審問(裁判を行うに値する案件であるかの判断を行う手続き)の日程は未定であると、地元メディアは報じている。

画像は『New York Post 2021年8月6日付「Woman sues McDonald’s after burger ad compelled her to break Lent fast: report」』『Metro 2021年8月7日付「Woman sues McDonald’s after Big Mac advert ‘forced’ her to break Lent」(Picture: Shutterstock)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

美味しそうな写真が「購入を強要した」とクセニアさん(画像は『Metro 2021年8月7日付「Woman sues McDonald’s after Big Mac advert ‘forced’ her to break Lent」(Picture: Shutterstock)』のスクリーンショット)

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