アメリカにあるアニマルシェルターでは、保護した動物たちを脱出防止策を施したケージに入れて管理しているという。ところが1匹の賢い黒猫は、ケージの隙間からスッと手を外へ伸ばすと鍵の部分に触り、いとも簡単に脱出して見せたのだ。この猫は常習犯のようで、アニマルシェルターでは“脱走の達人”とあだ名をつけて飼い主を募集している。『FOX 35 Orlando』などが伝えた。
米テキサス州南部アタスコサ郡にある動物保護施設「Atascosa County Animal Control」には、猫や犬を中心に多くの動物が運ばれてくる。保護された犬や猫たちは、新しい飼い主が見つかるまでスタッフのケアを受けて過ごす。
そしてスタッフたちはSNSなどでそれぞれの動物たちの特徴を公開し、すぐに飼い主が見つかるようにと日夜努力を続けているという。
そんな中、同施設が今月7日にFacebookに投稿した動画が話題を呼んでいる。投稿には「これまでたくさんの動物が私たちのもとにやって来ましたが、時々平均以上に賢い動物がやって来ます。この猫は脱走できないようにしてあるケージの仕組みを理解し、鍵の開け方を見つけてしまったのです。これは獣医のマロリー(Mallory)が撮影したもので、この猫の特徴をよく捉えています。素晴らしい方法で猫をアピールしてくれてありがとう」と書かれている。
その動画には、スパイ映画でお馴染みの『ミッション:インポッシブル』のテーマソングが流れている。画面右側にケージが並ぶ様子が映されると、