先月28日、マクドナルドの従業員が営業時間に一斉に仕事を辞める様子をおさめた動画がTikTokに投稿され、話題を呼んでいる。この動画には「素晴らしい団結力だ」など、今回の行動を支持するコメントが相次いだ。『9Honey』などが伝えている。
一斉退職の出来事が発生したのは、米カリフォルニア州サンディエゴ郡ラ・メサにあるマクドナルドだ。この店舗で働いていたゾーイさん(Zoey)が撮影した動画には、誰もいない店内やキッチンの様子が次々と映る。
そして店舗の入り口には、一度丸められたシワシワの紙に「スタッフが全員辞めたので閉店です」と書かれたメモが貼られていた。
ゾーイさんは動画のコメント欄で「ここの店舗は10代のスタッフで回しており、上層部の人たちは私たちが必要とした時に助けてくれませんでした。多くの若者は同様の環境で働き始めると思いますが、最悪の労働環境です」と記している。
さらに「私たちは給料が悪いからこのようなことをしているわけではありません」とも明かしており、給料が低いことが問題になったのではなく、労働環境の悪さが我慢の限界に達し、今回の事態を招いてしまったようだ。
ゾーイさんたちが一斉退職をする前日の6月27日、既に数人のスタッフが事前に退職を伝え、既定の期間しっかりと出勤してから辞めていたことも明らかになっている。
また最初の動画を投稿した翌日には別の動画をアップしており、