ドイツ語で「ドッペルゲンガー(Doppelgänger)」と呼ばれる現象は知られているが、実際に自分と瓜二つの“分身”が目の前に現れたら誰でも驚愕するだろう。そしてもしその分身が、衣料品売り場のマネキンだったら…。思わずクスっと笑ってしまうニュースを『Birmingham Mail』『WalesOnline』などが伝えている。
英ウェールズのポーイス南西部アストラドガンライス(Ystradgynlais)に住むルイーズさん(Louise、48)は先月25日、スウォンジーにある大手小売店「マークス・アンド・スペンサー(M&S)」を息子のオースティン・メジィス・エイハーン君(Austin Meges A’hern、5)と一緒に訪れた。
ルイーズさんのお目当ては衣料品売り場のマネキンで、身長こそオースティン君より低いものの、明るいブロンドの柔らかな髪、長い前髪のショートヘア、そして顔のつくりまでが瓜二つであった。
「これは信じられないわ!」と驚嘆の声をあげたルイーズさんは、マネキンのそばに息子を立たせると写真を撮った。
オースティン君は制服の白いポロシャツに黒の半ズボンをはき、恐竜の模様のリュックを背負っており、マネキンも全く同じ格好だ。それに黒い靴や靴下までお揃いで、まさにドッペルゲンガーそのものであった。
ルイーズさんは「子供のことを一番よくわかっているのは親ですからね。マネキンは顔のつくりだけでなく、あの子と態度まで似ていたのです。だって何気ない足の置き方まで一緒なんですから、本当に驚きましたよ」と当時を振り返る。
一方のオースティン君はマネキンを見るなり笑いが止まらなかったそうで、