海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】身長2メートル“巨人症”の女性 いじめ受け退学も最高の伴侶と幸せな日々(ブラジル)

10歳で身長が175センチに達していた女性は、その見た目から「キリン」「巨人」などのあだ名を付けられ、周囲から棘のある言葉を投げかけられていた。良性の腫瘍が原因だと判明したがいじめは終わらず、泣く泣く退学の道を選んだ。しかしその後、高身長を理解してくれる男性と結婚し、子宝にも恵まれて幸せを噛みしめているという。『Metro』などが伝えた。

ブラジル北部サリノポリス在住のエリサニ・シルバさん(Elisane Silva、26)は現在、身長が6フィート8インチ(203センチ)あるという。エリサニさんが人より身長が高いと初めて認識したのは10歳の時だった。

10歳というと小学校4、5年生にあたるが、その時点でエリサニさんの身長は175センチもあり「家族の中でもクラスの中でも私だけが異常に身長が高く、違和感がありました」とエリサニさんは当時を振り返る。

母親アナ・マリア・ラモスさん(Ana Maria Ramos)は163センチ、父親ルイス・ジョージさん(Luiz Jorge)は170センチで、特別に身長の高い家系に生まれた訳ではないので遺伝の可能性はなかった。

次第に骨に激痛が走り、頭痛もひどくなってきたというエリサニさんは「成長のスピードが早すぎることが原因ではないか」と考え、病院で診てもらうことにした。しかし原因を突き止めるためには定期的な検診が必要となり、医療費を毎回支払う余裕がなかったため、この選択肢は諦めるしかなかった。

身長163センチの母親と並ぶエリサニさん(画像は『Metro 2021年6月9日付「Woman who grew to 7ft tall thanks to undiscovered tumour marries man over a foot shorter」(Picture: MDWfeatures/@elisane_oficial)』のスクリーンショット)

10歳で175センチという高身長だったエリサニさんは、すらりとしたその見た目から「キリン」「街灯」「巨人」などのあだ名を付けられ、心無い言葉を投げかけられた。幼かったエリサニさんは辛すぎるこの環境に耐えられず、次第に部屋に引きこもるようになった。

しかし2010年、ブラジル国営放送の番組が当時15歳だったエリサニさんに注目した。

「私の話を聞きつけた国営放送のテレビ番組が、テレビ出演する代わりに検査の費用を肩代わりしてくれるとオファーをくれたのです。テレビに出演することは恥ずかしかったのですが、原因を突き止めることができるという喜びの方が大きかったんです。」

そして様々な検査の結果、

1 2