このほど逆バンジー型の絶叫マシン乗車中に男性の歯が取れた瞬間をカメラが捉え、動画がシェアされるとSNSは笑いの渦に包まれた。この男性は取れた前歯は差し歯だったと明かしており、週末に結婚式に参加する予定があったそうで青ざめたという。『Mirror』などが伝えている。
米フロリダ州デイトナビーチにある絶叫マシン「デイトナ・スリングショット(Daytona Slingshot)」に今月5日、チアリーディングのコーチを務めるジェームズ・ダナムさん(James Dunham、30)とチームメンバーのアダリーさん(Adalie)が一緒に挑戦した。
デイトナ・スリングショットはいわゆる逆バンジー型の絶叫マシンで、3~5Gの力で一気に発射され、高さは地上から365フィート(約111メートル)まで到達するという。ウェブサイトには“世界で2番目に大きいスリングショット”と書かれている。
当時の様子が投稿されたFacebook動画には、周囲にいる人に笑顔で手を振るジェームズさんと「めちゃくちゃ怖い」とかなり緊張した表情を見せるアダリーさんの姿が映っている。怯えるアダリーさんに対してジェームズさんは「僕はワクワクしてるよ。ほら、ちゃんと頭を後ろに付けて置くんだ」とアドバイスし、余裕の表情を見せていた。
そしてマシンが稼働して一気に空中へ発射されると、ジェームズさんは眩しいほどの笑顔を見せながら、一方でアダリーさんは単純に恐怖から叫び声をあげた。
最高到達点に達すると2人の頭は前後に大きく揺れており、自由落下とバウンドを繰り返しているようだ。
だがその間に、ジェームズさんの身に異変が起きた。地上100メートル以上から落下するその勢いで、なんと前歯が1本取れてしまったのだ。
大きな口を開け、終始笑顔で絶叫マシンを楽しんでいたジェームズさんだったが、