今年2月に歌手レディー・ガガの愛犬が散歩中に誘拐された事件で、犯行に関与した5人が逮捕された。地元警察によると犯人はギャングメンバーで、犬を警察に届けた女も仲間だった。
ロサンゼルス警察は現地時間4月29日、レディー・ガガが飼う2匹のフレンチブルドッグの誘拐に関与したとされる5人を逮捕したことを発表した。
事件は米西部時間2月24日午後9時40分頃に発生、ガガの愛犬3匹を散歩していたドッグウォーカーのライアン・フィッシャーさんが何者かに胸部を撃たれ負傷し、2匹が誘拐された。事件現場の防犯カメラには、複数の男達がガガの愛犬「コジ(Koji)」「グスタフ(Gustav)」を抱きかかえて乗用車の後部座席に乗り込む姿が映っていた。
事件後、ガガは「発見者には5000万円超の謝礼金を払う」と自身のSNSで発表。すると事件から2日後、偶然犬を発見したという女が2匹を連れて地元警察に現れ、愛犬達は無事保護された。襲われたライアンさんは搬送先の病院で肺の一部を切除したものの、一命を取り止めて後日退院している。
この事件に関し、ロス警察は殺人未遂と強盗の疑いでジェームズ・ジャクソン(18)、ジェイリン・ホワイト(19)、ラファイエット・ホエーリー(27)を逮捕。さらにジェイリン・ホワイトの父ハロルド・ホワイト(40)とジェニファー・マクブライド(50)を殺人未遂の共犯者として逮捕した。
4人の男は全員ギャングメンバーとして警察に登録されており、