昨今、アジア系住民に対するヘイトクライムが問題視されているが、このほどオーストラリアのカフェで店員が伝票にアジア人と思われる客に対して差別的な言葉を印字した。これを知った店のオーナーは、せせら笑うように伝票の写真をSNSに投稿した。『Mirror』『The Sun』などが伝えている。
豪クイーンズランド州ブリスベンにあるカフェ「Froth on Brunswick」が現地時間の2日、ランチタイムに訪れた客に差別的な行動を取ったことで非難の声があがっている。
カフェの店員はアジア人と思われる客から注文を取った際に、客の特徴を「すごく迷惑な2人のアジア人」と伝票に印字したのだ。客とこの店員との間でやりとりされた内容は分かっていないものの、明らかに店員が客に対して良く思っていないことがうかがえた。
事態を知った店のオーナーであるシェイ・ヘイストン氏(Shay Hayston)は、従業員を注意することもなく印字された伝票の写真を「Snapchat(スナップチャット)」に「なんてこった。僕はウチのスタッフが大好きだよ」と言葉を添えて投稿した。
またこの投稿には、同カフェの別のスタッフがヘイストン氏に異議を唱えるメッセージも見られた。このスタッフは「もし、これをお客さんに見られたくないのであれば、こんなことはするべきじゃないと思う」とヘイストン氏にメッセージを送っている。
これに対してヘイストン氏は、