
サンタの手伝いをすることに決めた。
手紙には双子が住んでいた都市の名前しか書かれていなかったので、詳しい住所は分からなかった。そこでアルビンさんは風船の写真をFacebookに投稿して手紙の差出人を探すと、1日も経たずに母親のレティシアさんに繋がった。
双子の居場所が判明すると、アルビンさんは家族や友人の助けを借りながら、双子の欲しい物を買い集めて郵送した。
レティシアさんは「こんなことが起きるなんて予想もしていなかったですよ。アルビンさんは風船を見つけても、その場に放っておくことだってできたはずです。娘たちを喜ばせてくれて本当に感謝しています」と驚きながらもアルビンさんに感謝を述べた。
しかしアルビンさんの優しすぎる行動は、これだけでは終わらなかった。
ルナちゃんの欲しい物リストに書かれていた“子犬”はさすがに郵送できなかったので、アルビンさんは数時間かけて運転し、遠く離れた双子の家まで子犬を届けたのだ。
子犬を受け取った双子は大喜びし、その子犬を“マックス(Max)”と名付けて自宅前の庭で遊んだという。
「2人の笑顔を直接見ることができて、これほど嬉しいことはなかったね。子犬も楽しそうに尻尾を振って2人と遊んでいて、その姿はお金には代えられない価値があると思ったよ。」
「誰かを笑顔にすることは、その人の助けになるだけではなく自分自身もずっと気持ちが良くなる。世界は今、混乱しているけど人々にはただ親切な心が必要なんだ。」
そのように明かすアルビンさんは、現在も双子の家族と交流を続けているそうだ。
画像は『People.com 2021年4月21日付「Stranger Gifts 4-Year-Old Twins a Puppy After Finding Balloon Containing Their Gift Wish List」(CREDIT: ALVIN BAMBURG/ FACEBOOK)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)