夫エディンバラ公フィリップ王配の死去からわずか4日後、エリザベス女王(94)が公務に復帰した。女王はウィンザー城で行われた宮内長官の退任式を執り行い、王配の逝去後初めてとなる対面イベントに出席した。
エディンバラ公フィリップ王配が現地時間9日に逝去したことを受け、英国は17日までの8日間が追悼期間となった。当初、王室メンバーは2週間の喪に服することになるが、王室行事は必要に応じて継続されると発表していた。
エリザベス女王は現地時間13日、王室の最高責任者である宮内長官(チェンバレン卿)アール・ピール伯爵の退任式を主催し、王配の死後初めての対面式公務を行った。この日は王配の逝去後、わずか4日目となる。
ピール伯爵はフィリップ王配が亡くなる1週間前、王配の葬儀を手配する「フォース橋作戦(Operation Forth Bridge)」を監督した。14年以上任務を行った伯爵は先月31日に退任、翌日には元英国情報局保安部(MI5)の国家情報部顧問、パーカー男爵に引き継がれた。伯爵は先日、女王から名誉ある勲章を授与されて永久的な侍従となっている。
この日、ウィンザー城で開催した退任式の詳細は王室の公式行事を記録する「コート・サーキュラー」に、