マルファン症候群ではないという。リュドミーラさんは「私たちはよく双子と間違えられるの。髪の色も、目も、唇の形も違うけど、2人とも背が高いからね。高身長だと壁の絵も普通にかけられるし、天井のペンキ塗りだってできちゃうのよ。カーテンをつるすのだって椅子は必要ないわ。タマラは病気ではないけれど、私たち姉妹の絆はとても強いの」と茶目っ気たっぷりに明かす。
しかし女性で身長が2メートルを超えると好奇の目で見られることも多く、リュドミーラさんは「私が嫌なことは、許可を取らずに勝手に写真を撮る人がいることね。わからないようにこそこそ写真を撮るのは良くないと思うわ」と語ると、こんなエピソードを教えてくれた。
「公共交通機関を利用していた時、隣に座った男性にこう話しかけられたの。『私には子供が7人いるんだけど、全員背が低いんだ。末っ子だけは高身長であって欲しいんだけど、どうしたら君のように背が伸びるんだい』とね。とても真剣に聞いてきたんだけど、私は『わからない』と言うしかなかったわ。」
人々の反応には「戸惑うことも多い」というリュドミーラさんだが、現在の自分についてはこのように述べている。
「ネガティブなコメントはあまり気にしないの。私は今の自分がとても好きだし、私の周りも『いいね』と言ってくれるわ。だから今後の自分が楽しみでもあるの。」
「それに私をサポートしてくれる家族をとても誇りに思っている。私たち家族はとても仲良しだけど、最近は以前にも増して絆が深まっているのを感じるわ。」
画像は『Born Different 2021年3月8日付Facebook「A woman with a rare gene mutation has a 7-inch-long neck」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)