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writer : yukke

【海外発!Breaking News】「なぜ刺されない?」ハチの大群を腕にまとい歩く男 秘訣は拳の中の女王蜂にあり(ドミニカ共和国)

ユーザーの一部が人々の質問に以下のように答え、その疑問を解決した。

「ハチたちは巣を失って群れているのでしょう。ミツバチに新しい女王が誕生するとそれまでの巣は崩壊し、このようにハチたちは群れを形成します。」

「一見、群れたハチは怖いものですが、女王を守りながら新たな住処を探しているときは、実はハチたちは非常に従順なんです。」

「この男性の場合、女王は(掌の中で)危害を加えられておらず、脅威を感じていないので、他のハチも女王に従って大人しくしているのでしょう。」

また他ユーザーからの「なんで女王がこの男性に連れ去られているのにハチはこいつを刺さないんだ? 動く住処とでも思っているんだろうか? それにハチってこんな風に留まっているんじゃなくて、もっと周りを飛び回るものだと思っていたよ」との疑問には、このような回答が寄せられた。

「ミツバチたちは男性の拳の間からも女王の匂い(フェロモン)をかぐことができるんだ。もし女王が危ない時は『助けて! 危険にさらされている』って叫ぶような香りを放つんだけど、そうはしていないようだね。」

「今のところ、女王は『なんだか奇妙ではあるけど、今のところは心地良くて安全だわ』ってな風で、群れたちも『さあ、冒険に出よう!』って感じなんじゃないかな。」

どうやら男性がミツバチに刺されることなく巣を移動しているのには、女王の発するフェロモンに秘密があるようだ。

ミツバチの行動に関する研究によれば、フェロモンはミツバチのような社会性昆虫間のコミュニケーションにおいて、最も進んだ方法であるという。

女王によって放出される女王下顎フェロモン(QMP)は、ハチの巣においてもっとも重要なフェロモンの一つに置かれており、ハチたちの社会的行動、蜂の巣の維持、(このように)群れをなしたり、交尾行動などに影響を与えるそうだ。

画像は『UNILAD 2021年1月28日付「Guy Transports A Bee Colony By Carrying The Queen In His Fist」(Daniirodman/TikTok)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)

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