このほどアメリカの教会で不審なバッグが見つかり、爆弾処理班が出動する事態が起きた。ところがバッグの中を確認した爆弾処理班は、“可愛らしい鳴き声をあげる爆弾”を確保することとなった。『Daily Star』『New York Post』などが伝えている。
現地時間の2月18日、米オハイオ州のバトラー郡保安官事務所のFacebookに投稿された、爆弾処理班が出動した際の写真が多くの注目を集めている。
写真には雪が薄く積もった教会の勝手口の前に、黒いダッフルバッグが置かれている様子が捉えられていた。バッグは見るからに不審な物でも入っているような雰囲気で、発見者から「不審なバッグがある」との通報を受け、同保安官事務所の爆弾処理班が現場に向かった。
しかしバッグの中を確認した爆弾処理班は、ほっと胸を撫で下ろしたようだ。中からは爆弾ではなく6匹の子猫とその母猫が出てきた。またメモが添えられており「母猫の名前は“スプリンクル(Sprinkles)”です。17日の水曜日、午後2時に子猫を産みました」と書かれてあった。
バトラー郡保安官事務所のFacebookには、バッグの中からひょっこり顔を見せているスプリンクルや6匹の子猫の写真などがあり、次のように綴られていた。
「バトラー郡爆弾処理班は『不審なバッグがある』との通報で、ニュー・マイアミにある教会へ向かいました。爆弾処理スペシャリストのグライムス氏(Grimes)とデザーエイジ氏(Detherage)が現場に到着した時、バッグからは時限爆弾のカチカチという音の代わりに、猫が喉を鳴らしている音が聞こえてきました。」
同保安官事務所の投稿には、