現地時間1月20日に行われたジョー・バイデン大統領の就任式で、国歌独唱したレディー・ガガをエスコートした海兵隊員がこのほどインタビューに応じた。ガガがステージ裏で緊張していたことや、冗談を言って笑い合ったことなど貴重な裏話を明かしている。『Task ＆ Purpose』『Marine Corps Times』などが伝えた。

ジョー・バイデン氏の大統領就任式の前日にリハーサルが行われ、米海兵隊大尉のエヴァン・キャンベルさん（Evan Campbell、30）は他の海兵隊員と共に著名人が出席する座席周辺で準備を行っていた。そんなエヴァンさんが突如、国歌独唱でステージに向かうレディー・ガガのエスコート役に抜擢されたのだ。

当初、国歌を独唱するガガは1人で壇上に登場する予定だった。しかしリハーサルをした際、階段を降りる時に手助けが必要だとスタッフが考慮し、目についたエヴァンさんに声をかけたという。エヴァンさんは自分が抜擢された理由を『Task ＆ Purpose』や『Marine Corps Times』にこう話している。

「ご存じの通り、彼女はとても美しくて幅の広いドレスを着ていました。そのため階段を降りるのに手助けが必要なのではと懸念されたのです。」

「彼らが見渡したところ、私は背が高くて体格の大きな隊員の1人でした。手伝いをしてくれるかと聞かれたので、私は喜んで承諾しました。」

エヴァンさんは喜々として引き受けたものの、ガガのサポートをすることは誰にも打ち明けなかったという。その理由は「興奮して皆に話してしまう前に、まずは確実に役目を果たしたかったから」と説明した。

そんなエヴァンさんがガガに会ったのは、