愛犬に手指を噛まれた女性が数日後、感染症で命の危機に陥った。女性は3週間たった今も入院中で、手指の切断を迫られているという。『Metro』『New York Post』などが伝えている。
英南西部プリマス在住の4児の母ミシェル・エリスさん(Michelle Ellis、40)は1月中旬、オスの飼い犬“パッチ(Patch)”をケージに入れようとして手指を噛まれた。小さな傷だったためそのまま放っておいたミシェルさんだったがその後、インフルエンザのような症状が続いたうえ、両手指や唇、鼻が黒く変色し、1月16日に地元のデリフォード病院に搬送された。
検査の結果、ミシェルさんはパッチに噛まれた傷から細菌が増殖して感染症を起こし、敗血症で多臓器不全に陥っていることが判明。医師らは「命に関わる」と判断し、ミシェルさんを薬による昏睡状態に置いて治療を続けた。
ミシェルさんの娘キアーナさん(Keana、24)は「パッチに噛まれた傷はたばこの焼け跡ほどの小さなものだった」と明かしているが、ミシェルさんの手指は壊死して黒いままで、入院から3週間経っても腎臓の機能が回復せずに透析を受けている。
ミシェルさんの女きょうだいのメラニー・エリスさん(Melanie Ellis)は、ミシェルさんのためにクラウドファンディングサイト「GoFundMe」を立ち上げており、