小さな穴があいた天井から鋭い爪を持つ動物の足が伸びており、フワフワの毛もちらりと見える。この写真はオーストラリア在住の女性が自宅で撮影したもので、1年前から天井裏に棲みついているポッサムが穴をあけてしまったという。『7NEWS.com.au』などが伝えた。
豪クイーンズランド州スプリングウッド在住のサブリナ・レイヴンさん(Sabrina Raven)は、2階建ての住居に両親と住んでおり、サブリナさんが1階、両親が2階で生活している。
サブリナさんは今月5日、Facebookのプライベートグループ「Crap wildlife photography」に1階のバスルームで撮影したという写真を投稿した。
写真には穴があいた白い天井が写っており、そこから鋭く伸びた爪を持つ動物の足が伸びていた。投稿には「これはフクロギツネ(Brush-tailed possum)の足です。母親がこの子に“フラッフ(Floof)”と名前を付けています。ちゃんと生きていますよ」と説明している。
このフクロギツネは、約1年前から1階と2階の間に棲みついたという。フクロギツネはポッサムの一種で夜行性のため日中はこの天井裏で眠っており、足だけではなく体毛の部分が穴から飛び出ていることもあるそうだ。
サブリナさんは「たぶん、この天井の上には換気用の狭い空間があるんだと思います。フラッフは天井を突き破ったのではなく、かじって穴をあけたみたいです。安全な寝床を手に入れたフラッフに対して、私も穴から撫でることができますし良い関係を築いていますよ」と話しており、