「首が飛んだり、血がすごく出たりするから『このアニメは見てはだめ!』とパパに言われたから見せられない」と話しているママに「私が親ならぜったい見せる」「令和の厳しい時代を生き抜ける強く優しい子に育てたいならば」と訴えたという。
ただ藤原紀香自身は「見てもいないのにダメという大人、見ても心が響かない人」の心理を理解し難いと感じつつも「人それぞれ、ご家庭それぞれで人間が形成されていくわけで、他人になる私にはそこまで責任が持てないから…それ以上はつっこみませんでした」と補足しており、「鬼滅の刃ハラスメント」いわゆる「キメハラ」にならないよう節度を保っているのだろう。
藤原紀香のメッセージに、ブログ読者からは「激しく同意です! 私も義勇さんのあのシーンは何度も何度も見ました! さらに思うのは、主人公がヒーローではないということ。力もない弱音もはく普通の子どもが、ただただ大切な人を守りたいとの一心で、苦しいよ、辛いよと言いながらも必死に鍛錬を積んでいくその精神に感動しました」、「私も同感です。そして炭治郞の澄んだ心が好きです。映画で観た綺麗な青い空のような…鬼滅の刃に出てくるセリフにも感動 そのセリフを思い出し、自分を励ましてます。心に響きます」、「義勇さんの『生殺与奪』の件、中島みゆきさんの『宙船』の歌詞…を思い出しました…」などの反響があった。
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」はそれを巡る背景もあって深い意味があるようで難しいが、ネット上では『鬼滅の刃』に出てくる数々の名言や印象に残ったセリフが投稿されており、子どもでも分かりやすい言葉もある。竈門炭治郎が窮地に立った時に「頑張れ炭治郎頑張れ!」「俺は今までよくやってきた!」と己を鼓舞するセリフや、「努力は日々の積み重ねだ 少しでもいい、前へ進め!」などは子どもから大人まで素直に共感できるのではないか。
また煉獄杏寿郎が炭治郎に「胸を張って生きろ」と送った言葉はシチュエーションと相まってなおさら胸に響くし、「俺は、俺の責務を全うする!」というセリフに背中を押されて勉強を頑張る子どもや仕事のモチベーションが上がった大人もいるかもしれない。
画像2、3枚目は『藤原紀香 2020年12月26日付オフィシャルブログ「ハマった理由」、2020年12月25日付オフィシャルブログ「メリークリスマス!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)