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writer : ac

【海外発!Breaking News】6歳息子と同じ病気の9歳男児を養子にした夫婦「これは運命。かけがえのない家族に」(米)<動画あり>

トレイ君は今年1月にアメリカにやってきた。

中国にいるトレイ君に会いに行った一家(画像は『Good Morning America 2020年12月16日付「Couple adopts boy with same rare disease as their biological son」』のスクリーンショット)

モニカさんは「トレイは中国で出血を予防するための薬を飲んだことがなく、アメリカに来てからも頭蓋内出血や消化官出血で何度か入院しました。でも今は車椅子は必要なくなり、タッグと元気に遊んでいます」と語り、こう続けた。

「私はよく『愛こそが世界の共通語』だと話をするのですが、タッグとトレイには言葉の壁はありません。2人はすぐに普通の兄弟のように関わり合い、今ではタッグが私たちのために通訳をしてくれます。」

「2人とも活動的で自転車に乗ることが好きだし、泳ぎも得意です。それによく追いかけっこやレゴをして遊んでいます。ただ人に激しくぶつかるスポーツは危険なのでさせていません。それは友達と遊ぶ時も同じです。」

アクティブな兄弟(画像は『Good Morning America 2020年12月16日付「Couple adopts boy with same rare disease as their biological son」』のスクリーンショット)

「また自分たちが同じ血友病Aであることも特別だと思っているようで、最近は新しい血友病Aの治療薬『ヘムライブラ(Hemlibra)』を、2人一緒にスタートしました。これは2週間に1度だけ皮下投与すればいいという画期的な薬で、医師には『子供たちが生きている間に血友病Aの治療薬が開発されるだろう』とも言われています。私は『あの子たちの未来は明るい』と信じています。」

仲良しの兄弟(画像は『Good Morning America 2020年12月16日付「Couple adopts boy with same rare disease as their biological son」』のスクリーンショット)

なお一家は今夏にヘリコプターツアーをしており、2人の将来の夢は「ドクターヘリに乗る救急隊員」だという。モニカさんは「トレイを迎えたことは挑戦だった」と明かす一方で、最後にこう述べた。

「養子縁組はケアが必要な子供に愛のある家庭や普通の人生を与えることができます。そしてその子だけでなく、私たちの人生を価値ある素晴らしいものに変えるのです。私たちはトレイを養子に迎えることができて本当に良かったと思っています。きっとこれは運命だったのでしょうね。だってトレイはもうかけがえのない家族ですから!」

画像は『Good Morning America 2020年12月16日付「Couple adopts boy with same rare disease as their biological son」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

今ではかけがえのない家族に(画像は『Good Morning America 2020年12月16日付「Couple adopts boy with same rare disease as their biological son」』のスクリーンショット)

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