セレブ界では日常茶飯事と思われるほど浸透している薬物依存問題。特に幼い頃からスポットライトを浴びてきた有名人こそ、周囲のプレッシャーから逃れるために薬物に手を出してしまうことが多々あるようだ。このほど子役時代から注目を集め、薬物依存と闘い克服した女優ドリュー・バリモア(45)が英メディア『The Sun』のインタビューに応じ、当時の苦悩などを回顧した。
ドリュー・バリモアと言えば、若干7歳の時に出演したスティーヴン・スピルバーグ監督の大ヒット映画『E.T.』(1982年)でブレイクし“天才子役”として人気を集めたが、ある物に関わってしまったことからその後の人生は実に悲惨なものと変わり果てた。それは長年世界中で問題視されているドラッグであり、セレブ界でのドラッグ経験者を挙げればきりがないが、そのうちの克服者として有名な人物にドリューが挙げられるだろう。
ドリューによると、9歳で飲酒を始め10歳では大麻、さらに12歳の頃には違法薬物「コカイン」にまで手をつけていたという。そして13歳の誕生日を迎えるまで薬物依存者更生施設に2度も送られ、14歳では自ら命を絶とうとするほど重度の薬物依存に苛まされてきた。15歳には社会復帰し、親元から離れて米ウェスト・ハリウッドに移りウェイトレスとして自活してきたが、その数年後には再びショービズ界での復帰が叶うことになったのだ。
現在45歳のドリューは、薬物による壮絶な人生を歩んできたものの今は娘2人のママであり、女優業やプロデューサー、トークショーの司会者などマルチに活躍している。
『The Sun』のインタビューでは、