イギリス在住の24歳の女性が昨年6月、タンポンを5日間も入れたままにしたことで「トキシックショック症候群(TSS)」を発症し死の淵を彷徨った。事故から1年以上を経て女性は『Daily Star』『Mirror』などのインタビューに応じ、タンポン使用の危険性について注意喚起した。
英エセックス、バジルドン在住の1児の母エイミー・ウィリアムズさん(Amy Williams、24)は昨年6月、パートナーのサミュエル・マレンさん(Samuel Mullen、30)と仕事の後に外出し、つい飲み過ぎてしまった。エイミーさんはその日生理中で、タンポンを取り替えようとトイレに行ったのだが、この時のうっかりした行動が後に感染症につながるとは思いもしなかった。
エイミーさんは、当時のことをこう振り返る。
「実はあまりにも飲み過ぎて、タンポンを入れていたかどうかさえ思い出せなかったの。しかもタンポンを取り出す紐を見つけることができず、『今日はタンポンを入れてこなかった』と思い込んでしまったのね。それでまだ1本入っているのに、もう1本新しいタンポンを入れたのよ。」
なんと「タンポン2本を入れたまま気づかなかった」というエイミーさんだが、その後も2本目のタンポンだけを交換し続けて5日目、女性器周辺から異臭がするのに気付いた。エイミーさんはその臭いについて、このように明かした。
「まるで死臭か、何かが腐ったような異様な臭いがしてね。シャワーを浴びてみたんだけど、臭いが取れなかったの。それで股の間をじっくりと見てみたら、タンポンが入っていたのよ!」
「その後、爪を入れてタンポンを取り出そうとしたんだけど、中で癒着してしまったかのように脇に押しやられていて。結局取り出すのに30分もかかって、あまりの痛みに失神するかと思ったほどよ。しかもタンポンは真っ黒! 本当にゾッとしたわ。」
こうしてタンポンを取り出した後に出勤したエイミーさんだが、