ヨエルさんの四肢を切断、両手と右足も切り落とした。リサさんに至っては四肢を切断した後に頭を切り落とし、その頭を大鍋に液体と一緒に入れて煮ていた。また切断した2人の身体のパーツは大きな2つの容器に入れて放置し、大鍋や容器には腐敗を加速させる液体(酸など)を入れていた。
殺害現場を訪れたノックス郡保安局事務所の保安官は、当時の様子をこう語っている。
「これまでのキャリアで最も恐ろしい光景を見た。ヨエルさんの自宅の車庫に足を踏み入れた瞬間、化学薬品の臭いと腐敗臭が鼻を突き、家の廊下や壁、床は血だらけだった。また室内の温度は32度に設定されていたが、大鍋はまだ熱を持っており部屋の温度は34度はあった。家の中にあるジムには切断された人間の手が転がり、容器に入った身体のパーツは半分溶け、まるでシチューのように浮いていた。」
さらにジュニアは、犯行前に殺害に必要な物のリストや殺害の手順を書いたメモを作成しており、そこには次のように(一部抜粋)書かれていた。
「ナイフ数本を購入。先に父をナイフで殺害。母の帰宅前に部屋を片付ける…。肉片をフードプロセッサーで刻む。肉片をトイレに流す。ハンマーで骨を砕く。母の携帯から自分にメッセージを送るようにセットする。アリバイ…。金は全て俺のもの。」
なおこれまでに行われた裁判では、現場となった家の中の様子を映し出した動画やジュニアが作成したメモが公開されており、このニュースには「精神を病んでいる」「10年間も大学で何をしていたの?」「もっと早く仕送りをやめるべきだったのかも」「両親になぜこんなことができるのか」といったコメントがあがっている。
ジュニアの最終判決は11月19日に言い渡される。
画像は『The Sun 2020年10月6日付「PAYING THE PRICE Son Joel Guy Jr, 32, who ambushed parents then horrifically butchered and boiled them ‘for $500k insurance’ is convicted」(Credit: Knox County Sherriff’s Office)(Credit: WAFB)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)