現地のテレビ局に当時の様子を以下のように語っている。
「突然、地面からドンッと大きな音が聞こえました。私たちがそこに駆け寄ったときには、あの子はすでに窓から転落していたんです。」
「監視カメラの映像を見ると分かると思いますが、事故は女児がエレベーターに取り残されてから1分とかからないうちに起こりました。」
「どうやら壁と床の境目の幅木に立つことで、あの子は窓の高さに届いてしまったようです。窓に登ってそこから落ちてしまったんでしょう。」
女児が転落した8階の窓は高さ92cmに位置しており、幅木に足をかけると3歳児でも上れてしまう高さであった。現在、政府関係者を含む地元当局がこの事故の捜査にあたっているという。
自分の誕生日を祝いに来てくれた孫を目の前で逃し、それが永遠の別れとなってしまった女児の祖母が自分を責めることは必至であろう。家族や親戚、そして愛する孫に囲まれて過ごすはずの最良の日は、無念にも最悪の日になってしまった。
ちなみに中国では、2017年にも悪戯によってエレベーター内に取り残された2歳女児が転落死するという事故が起きていた。
画像は『7NEWS.com.au 2020年9月1日付「Three-year-old girl’s tragic death after getting stuck alone in a lift in China」(Credit: Newsflash/Australscope)』『The Sun 2020年8月31日付「TODDLER DEATH PLUNGE Girl, 3, falls to her death from 8th storey window trying to find grandma after pair got separated in lift」(Credit: newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)