亡くなった家族や友人に再び会いたいと思う人もいるだろうが、インドに住むある家族もそんな願いを持っていた。3年前に事故で亡くした妻の等身大の人形を業者に作ってもらった夫とその娘が、人形を親類に披露したところ「生き返ったと思った」と言わしめるほどリアルだったことが話題になっている。『The Sun』『New Indian Express』などが伝えた。
印カルナータカ州コッパル在住のシュリニヴァス・グプタさん(Shrinivas Gupta)が、このほど自宅の新築祝いのセレモニーを開いて親類やゲストを招いた。シュリニヴァスさんは3年前の2017年7月に最愛の妻であるマダヴィさん(Madhavi)を事故で亡くしており、現在は娘2人と暮らしている。
その新築祝いの当日、招かれた人達はいるはずのないマダヴィさんの姿に驚くこととなった。彼らが目にしたのは、シリコンで作られたマダヴィさんの等身大の人形だったのだ。
肌の質感や顔の表情もリアルで、生前のマダヴィさんをよく知る人も「医師の手によって彼女が生き返ったのかと思った」と驚くほどだった。この日、シュリニヴァスさんと娘2人はマダヴィさんそっくりの人形と寄り添って記念写真を撮影した。
実はこのたび新築された家は、マダヴィさんが生前に家のスケッチなどを行っており、地鎮祭にも参加していた。しかし家を建てようとした矢先にマダヴィさんは2人の娘と旅行中に事故に遭い、