幼い頃からロボットの魅力にとりつかれていた香港の男性。ハリウッド女優スカーレット・ヨハンソンの美しさにも悩殺されてしまうという彼は、なんと彼女にソックリなロボットを造ってしまった。彼女と過ごす毎日は幸せそのものだという。
香港在住のリッキー・マさんは42歳。彼は5万ドル(約560万円)以上を投じ、自分だけの人造人間“Mark 1”をまったくのゼロからこしらえた。「君は本当にキュートだね」と語り掛けると「うふふ、ありがとう」とウインクしながら答えるそのヒューマノイド。力学、電気機械技術、プログラミングの知識が必要であったが、プログラミングを学んだことがなかったため完成までに1年半を要したそうだ。
豊かな胸がトレードマークの美人女優、スカーレット・ヨハンソンを思い切り意識して造られたそのヒューマノイドは、質感も優れている上に実に美しい顔を持っている。白く美しい肌、吸い込まれそうな大きな瞳、思わせぶりなウインク、厚みのある唇、眉山を動かし、時にうなずき、首を傾げながら言葉を話すその表情は本当にセクシーである。おまけに白いトップスの丈は短く、そこからくびれたウエストとおヘソがチラリとのぞく。
あくまでもリアルでありたいと体の構造部にも気を配ったリッキーさん。内臓は電子部品であるものの、骨格は人とまったく同じものを3Dプリンターでこしらえ、皮膚にはシリコンを使用した。英メディア『mirror.co.uk』の取材に、彼は「どれほどのお金と時間を費やしたとしても、この夢には何物にも代えがたい一生の価値がある」と話している。
出典:http://www.3ders.org
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)