エリザベス女王(94)が2度目となるオンライン会議で、世界各地で活動する英軍人達とビデオ電話で交流した。滞在中のウィンザー城からビデオ電話に参加した女王は、パンデミック中に活躍する軍人達へ感謝の気持ちを伝えている。
バッキンガム宮殿は英時間14日、エリザベス女王が先週行った英軍人達とのオンライン会議の動画をSNSで公開した。女王がZoom公務を行うのは、6月の「ケアラーズ・ウィーク」に次いで2度目となる。このたびのビデオ電話には英陸軍と英海軍、英空軍からの代表者に加え、国防幕僚長ニック・カーター将軍も参加した。
滞在しているウィンザー城から「Windsor UK」の名前でビデオ通話に参加した女王は、ブルーのワンピースを着用、胸にはパールのブローチをつけ、イヤリングとネックレスもパールで揃えていた。女王は軍人達に「パンデミック中は皆様にとってとても忙しくなりましたが、素晴らしい活動をして頂いています」と述べ、新型コロナウイルス危機の中で行っていた活動について尋ねた。
今回のビデオ電話で注目されたのが、イギリス空軍「Queen’s Colour Squadron」のシャンウェイン・スティーブンス下級伍長(Lance Corporal Shanwayne Stephens)との会話だ。スティーブンス下級伍長がジャマイカのボブスレーチームのパイロットだと話すと、女王は驚いた様子で「おやまあ! とても危険な仕事ではありませんか。どのようにトレーニングするのですか」と問いかけた。
するとスティーブンス下級伍長が「ロックダウン中はジムが閉鎖したので、自己流のトレーニング法を行いました。車を押して道路を往復したりしました」と話すと、