ジョージ・フロイドさん死亡事件をきっかけに、“反トランプ派”セレブらによる政治的発言が目立っている。そんななか米時間14日にトランプ大統領が74歳の誕生日を迎えると、マライア・キャリーやスヌープ・ドッグらはこの日を「オバマ感謝デー」として偉大な前大統領の功績を称える写真を次々と投稿した。
先月25日に米ミネアポリスでアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが白人警官によって死亡させられた事件を受け、アメリカのみならず世界中で“Black Lives Matter”ムーブメントが高まっている。人種差別撤廃と人々の団結を目指し抗議デモが繰り広げられるなか、「略奪の始まりは、銃撃戦の始まり」と暴動に対し武力行使も辞さない構えを表明したドナルド・トランプ大統領は、国民から大きな反感を買った。
日頃から“反トランプ派”を公言する映画監督のスパイク・リーは、そんな大統領を「史上最低」と罵り、歌姫テイラー・スウィフトは「11月の大統領戦で落選させる」、そしてレディー・ガガは「世界一パワフルな権力を持ちながら、自身の無能さと差別思考以外、何もオファーしない役立たず」と容赦なく滅多斬った。
このような“反トランプ派”セレブによる政治的発言が増えつつあるなか、米時間14日にトランプ大統領が74歳の誕生日を迎えた。すると歌姫マライア・キャリーは自身のSNSにオバマ前大統領夫妻とのスリーショットをアップ、“Happy #ObamaAppreciationDay!!”(ハッピー、オバマ感謝デー!!)とハッシュタグを添えた。こうして間接的にトランプ大統領を批判したマライアには、