イギリスで昨年4月、9歳男児が母親の友人の飼い犬に襲われて死亡した。母親は息子と犬をトレーラーハウスに残したまま同じ敷地内で友人らとパーティをしており、このたび行われた裁判で2年の有罪判決が言い渡された。『Mirror』『The Sun』などが伝えている。
英コーンウォール州ルーにあるトレーラーパーク「テンクリーク・ホリデー・パーク」で昨年4月、トレーラーハウスの中に犬と一緒に置き去りにされたフランキー・マクリッチ君(Frankie Macritchie、9)が犬に襲われ死亡した。
英南西部デヴォン州プリマスに住む母親のトーニー・ウィリス(Tawney Willis、31)は、犬の飼い主で友人のサディ・トッターデル(Sadie Totterdell、29)に誘われてパークに遊びに来ており、フランキー君を残したまま友人らと夜通し酒を飲み、ドラッグにも手を出していた。
フランキー君を襲ったのは闘犬として知られるアメリカン・ブルドッグとアメリカン・スタッフォードシャー・テリアのミックス犬“ウィンストン(Winston、7)”で、体重が45キロもあるうえ、過去にも子供を噛んで怪我をさせていた。
トーニーはその夜、フランキー君にプレイステーションを渡してウィストンと一緒にトレーラーハウスに残し、自分はすぐ近くで大勢の友人らと一緒にパーティに興じていた。
トーニーが息子の様子を見に戻ったのは朝4時半頃で、フランキー君は血まみれで床に倒れ、ウィンストンは静かにソファーに座っていたそうだ。トーニーは「マイ・ベビー、マイ・ベビー」と大声で泣き叫び、