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writer : ac

【海外発!Breaking News】「障がいがあってもあなたはそのままで美しい」 世界に1つしかない人形を作る女性(米)<動画あり>

ジュリアちゃんは自分の身体と人形を見比べて笑顔を見せ、「明日幼稚園に持っていくわ」と嬉しそうに話したそうだ。エイミーさんは「この子の写真を見た時、目を背けることができない色々な現実が見えてきたの。この人形がこの子の心に平和をもたらしてくれることを祈っているわ」と綴っている。

内戦で顔に傷を負ったジュリアちゃん(画像は『Amy 2019年10月20日付Instagram「A couple weeks ago I talked about empathy....」』のスクリーンショット)

3枚目は皮膚が硬化してひび割れてしまう難病「道化師様(ハーレクイン)魚鱗癬」を患うアンナちゃん(Anna)だ。エミリーさんは人形制作がきっかけでアンナちゃんと会う機会があったそうで「彼女のことが大好きなの」と明かしている。

道化師様魚鱗癬のアンナちゃん(画像は『Amy 2020年1月1日付Instagram「Sweet Anna」』のスクリーンショット)

4枚目は顔の奇形、レット症候群、第1型糖尿病を患っていたソフィアちゃん(Sophia)である。ソフィアちゃんは昨年5月に亡くなってしまったが、きょうだいはこの人形をソフィアちゃんだと思って大切にしているそうだ。

亡くなったきょうだいの人形にキスする2人(画像は『Amy 2020年5月6日付Instagram「Repost from @nataliecweaver」』のスクリーンショット)

5枚目は全身の色素が欠乏する「アルビノ(先天性色素欠乏症)」を患うコンタン姉妹(Contant)で、中国から養子として迎えられた。母親は「娘のようにアジア系で、白い髪に青い瞳を持つ人形を探すことができなかった」と語っており、自分たちにそっくりな人形を手にした姉妹はとても喜んでいるという。

アルビノの姉妹もこの笑顔(画像は『A Doll Like Me 2020年1月15日付Facebook』のスクリーンショット)

6枚目は四肢を失った少女で、名前は明らかにされていない。エイミーさんは「この子の笑顔を見ると、私も笑顔になっちゃうの」と述べており、写真に米絵本作家ドクター・スース(Dr.Seuss)の名言を添えている。

「今日という日、君は君なんだよ。これは真実よりも確かなこと。 君よりも君らしい人なんて、この世には存在しないんだから。」

四肢が欠損している少女(画像は『A Doll Like Me 2020年5月11日付Facebook「“Today you are you that is truer than true. There is no one alive who is you-er than you.”」』のスクリーンショット)

なおエイミーさんが開設したクラウドファンディングサイト「GoFundMe」のページによると、現在は人形1体約100ドル(送料込み)で制作しているとのこと。ただ事情があって支払いができない場合には、寄付などで賄っているとのことだ。またこの春には「ア・ドール・ライク・ミー」が非営利団体として認定され、エイミーさんは「私のゴールは全ての人形を、必要な子に無料で提供できるようになること。人形は子供たちを癒し、元気を与える素晴らしい力を持っているんですから」と述べている。

画像は『A Doll Like Me 2019年3月20日付Facebook「(shared with permission from this little guy’s mommy)」、2020年1月15日付Facebook、2020年5月11日付Facebook「“Today you are you that is truer than true. There is no one alive who is you-er than you.”」、2019年5月7日付Facebook』『Amy 2019年10月20日付Instagram「A couple weeks ago I talked about empathy….」、2020年1月1日付Instagram「Sweet Anna」、2020年5月6日付Instagram「Repost from @nataliecweaver」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

人形を作るエイミーさん(画像は『A Doll Like Me 2019年5月7日付Facebook』のスクリーンショット)

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