死んだはずの人間が生き返る―そんな仰天の事実がこのたびパラグアイの葬儀場で起こった。『New York Post』『7NEWS.com.au』などが伝えている。
グラディス・ロドリゲス・ドゥアルテさん(46歳)は卵巣がんを患っており、4月11日の午前9時半に血圧の急激な上昇を受けてコロネル・オビエド市にあるサン・フェルナンド・クリニックを受診、同日午前11時20分にヘリベルト・ベラ医師(Dr Heriberto Vera)によって死亡確認がなされた。
家族にはグラディスさんの死因ががんであるという死亡診断書が手渡され、グラディスさんは輸送業社によって葬儀場に運ばれたのだが、ここで予期せぬことが起こった。グラディスさんの遺体が入ったバッグが動いていることに葬儀場スタッフが気づいたのである。
生きていることが分かったグラディスさんは葬儀場から社会福祉研究所(IPS)の医療施設に一度運ばれた後、すぐさまICU(集中治療室)にて治療がなされた。現在の容態は安定しているという。
グラディスさんの夫マキシミノさんは、妻の死が誤診であったことに対し「病院は妻をこれ以上治療したくないから、あえて死亡宣告をした」と病院を強く非難している。
さらにマキシミノさんはパラグアイのメディアのインタビューに応じ、