大人の目が届く場所にいても「まさか、そんなことを」ということを平気でやってのける2歳児。個人差はあるにしても、ヒヤッとした経験は親なら誰にでもあるであろう。中国・安徽省阜陽市で今月初旬、椅子から落ちた2歳児の頭にハサミが突き刺さるという“まさかの事故”が発生したことを『The Sun』などが伝えている。
事故が起きたのは今月9日のことで、2歳男児が丸椅子の上に立ち、背が高いタンスの上におもちゃを置いて遊んでいた。しかしひょんなことからバランスを崩して転倒し、片手に持っていた糸切りばさみが左こめかみに約45度の角度で突き刺さったのだ。
事故当時、家族は居間でテレビを見ており、男児は大人の目の届く場所で遊んでいたが、家族は男児がはさみを手にしていたことを知らずにいたようだ。男児の祖母は『The Sun』のインタビューに次のように語っている。
「こめかみに刺さったはさみを見て、酷くショックを受けました。私はすぐそばにいましたからね。その場ではさみを抜くこともできましたが、とにかく孫を抱きあげてそのままの状態で安徽医科大学附属阜陽医院へと連れて行ったのです。医師には『はさみを抜かなくて正解だった。お孫さんは非常に運が良かった』と言われました。」
なお男児を担当した神経外科医のWang Shaohua氏は、