イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】ライオネル・リッチー、コロナ対策支援のために『We Are The World』の新バージョン制作へ「今全ての人が同じ状況下にある」

リッチーは世界の現状や先日他界したミュージシャン仲間で「USAフォー・アフリカ」にも参加したケニー・ロジャースのことなどを考えていたそうだ。

「僕は認めるよ。神様は僕達を正しい道に導くため、時々こうやって何かをせざるを得ないってことをね。」
「もし他人のことを“あの人達”と呼んでいたなら、それは本当にその人達の身になって考えていない。中国やヨーロッパで起こったことが、今アメリカで起こっている。遠くにいるきょうだい達を悲劇から救わなかったら、悲劇はこの場所に来る。みんな一緒だ。今、すべての人達が同じ状況下にいるんだ。」

2010年には、ハイチで起こった震災の被災者を支援するため『ウィ・アー・ザ・ワールド:25・フォー・ハイチ(We Are The World 25 Years For Haiti)』を再レコーディングしている。今年は『ウィ・アー・ザ・ワールド』発売35周年を迎えたこともあり、リッチーは音楽がもたらす団結力について真剣に考えるようになったそうだ。しかし現在は自宅待機令が下されており、ひとつの場所に集結してレコーディングすることは不可能である。35周年記念として発売する状況ではないため、大げさなことはしたくないという。

「だけど、この歌のメッセージは明らかだよね。」

新型コロナウイルス感染が拡大した当初、リッチーは別の曲を書くことを考えており、新しい歌詞を書こうとしたが、毎回いつの間にか『ウィ・アー・ザ・ワールド』のフレーズを書いてしまっていたと語っている。

画像は『Lionel Richie 2020年3月11日付Instagram「LAS VEGAS – Are YOU ready?!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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