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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「アンチ・グレタ」ドイツの少女活動家「私達は進歩と革新の素晴らしい時代に生きている」

昨今、気候変動による温室効果ガス排出などで地球温暖化が懸念されているが、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんが気候変動によってもたらされるリスクを訴えていることで、人々の環境に対する意識がさらに高まっているようだ。しかしドイツの「気候リアリスト」を名乗る少女がこれに疑問を呈していることで、注目を集めている。『Metro』『The Sun』『The guardian』などが伝えた。

ドイツの「アンチ・グレタ」の異名を持つ現在19歳のナオミ・ザイブトさん(Naomi Seibt)は、自身のYouTubeチャンネルで気候変動による問題を訴える活動家やメディアに対して「過剰すぎる」と疑問を呈しており、自らを「気候変動懐疑論者」または「気候リアリスト」を名乗っている。

そのナオミさんに白羽の矢を立てたのが、米イリノイ州に拠点を置くハートランド研究所(The Heartland Institute)だった。同研究所は非営利研究所として運営されている保守系シンクタンクである。同研究所によると、「一部のジャーナリストと科学者の『人類の活動や二酸化炭素が気候変動を引き起こして地球を破壊しているため、若者に未来はなく動物たちは死んでしまう』という考え方は大げさすぎる」そうだ。

ナオミさんは同研究所を通じて今月26日から29日、ワシントン近郊で開催される保守政治行動会議(CPAC)で、トランプ米大統領やマイク・ペンス米副大統領の前で演説する予定だ。一躍注目を浴びることになった彼女だが、

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