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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】絶滅危惧種のハイイロオオカミ、仲間を探して1万2千キロ歩き続けた後に死ぬ(米)

現在カリフォルニア州で確認されているハイイロオオカミは12頭もいないとのことだ。オオカミは家畜を襲うため、20世紀初頭から否応なしに人間の手によって殺され続けてきた。その結果、アメリカでは一部の地域を除いてハイイロオオカミを絶滅危惧種に指定している。

OR-54の死因は現在、CDFWによって自然な要因によるものか、もしくは意図的に殺されたのか調査中とのことだ。カリフォルニア州でハイイロオオカミは米連邦政府と州の絶滅危惧種法によって保護されているため、意図的に殺害した場合は最長1年の懲役と10万ドル(約1100万円)の罰金刑が科せられる。

なおOR-54が死ぬ前につがいの相手、または仲間の群れを見つけることができたのか否かは伝えられていないが、いずれにしても絶滅危惧種ゆえに孤独な生涯だったと思われている。

画像は『UNILAD 2020年2月9日付「Endangered Gray Wolf Found Dead After Walking 8,000 Miles To Find Mate」(US Fish and Wildlife Service/PA Images)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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