現地時間2日に開催された「NFLスーパーボウル」第54回大会でハーフタイムショーの“ダブル・ヘッドライナー”を務めたジェニファー・ロペス&シャキーラ。2人の“ラティーナ”(ラテン系ルーツを持つ女性)によるエネルギッシュかつ官能的なパフォーマンスには称賛の声があがる一方で、「品がない」「子供には見せたくなかった」といった酷評が相次ぐ結果となった。
今月2日、米国最大のスポーツイベント「NFLスーパーボウル」第54回大会がマイアミ・ドルフィンズの本拠地「ハードロック・スタジアム」で開催された。毎年最高視聴率を誇る一大音楽イベントでもあるそのハーフタイムショーで今年ヘッドライナーを務めたのは、プエルトリコ系の両親のもとに生まれたジェニファー・ロペスとコロンビア出身のシャキーラであった。
生粋の“ラティーナ”2人による“ダブル・ヘッドライナー”で行われたハーフタイムショーは、住民の約7割がヒスパニック系というマイアミの地にふさわしく、ポップスやディスコミュージックに加えサルサやルンバ、サンバなど幅広いラテンミュージックとド派手なステージ演出で会場を熱狂の渦に包み込んだ。ショーの前半はシャキーラによるステージが繰り広げられたのだが、レバノン系にもルーツを持つ彼女によるベリーダンスさながらの妖艶なヒップの動きは世界中の視聴者を釘付けにした。またヒット曲『I Like It』では同郷コロンビア出身のJ Balvinがゲストとして登場、お祭りムード全開のステージに大いに貢献した。
ショーの後半ではジェニファー・ロペスがタイトなレザーコスチュームで登場し、華麗なダンスとともに『Jenny From the Block』を熱唱、ゲスト出演したプエルトリコ出身の人気シンガーBad Bunnyが『Booty』『Mi Gente』を歌うジェニファーをもり立てた。途中ではストリッパー役で出演した映画『ハスラーズ(原題:Hustlers)』のラモナ役さながらのセクシーなポールダンスを披露。きわどいコスチュームでアクロバティックなポーズを次々とこなしていくジェニファーには、大きな歓声があがった。また終盤には噂通り、