海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】ネット速度に苛立った少年 Wi-Fiをめぐる喧嘩で姉を殺害(米)

この騒ぎに気づいたのが長女のアレクサスさん(Alexus、当時20歳)だった。

アレクサスさんはラトーヤさんを守ろうとしてケヴォンに立ち向かうと、取っ組み合いの喧嘩になってしまった。ラトーヤさんは慌てて2人を引き離そうとしたが喧嘩はますます激しくなり、ついにケヴォンはアレクサスさんの首を両手で締めはじめた。

アレクサスさんに危険が迫っていると感じたラトーヤさんは911に緊急通報し、その約10分後に警察官が到着。なおもアレクサスさんの首を絞め続けているケヴォンに、手を離すよう警告した。大人しく従って手を離したケヴォンだが、アレクサスさんはぐったりとしたまま床から起き上がることはなかった。ラトーヤさんはパニックに陥り、叫ぶことしかできなかったという。

すぐに警察官によってアレクサスさんに心肺蘇生が行われ病院へと搬送されたが、翌3日にアクレスサスさんは首を絞められたことが原因で息を引き取ってしまった。

ちなみにラトーヤさんが警察に通報した数分後、次男で13歳の息子からも通報があり、オペレーターに「お兄ちゃんがママを殴ろうとしている。彼はちょっとおかしいんだ! お姉ちゃんの首を絞めてママを殴ると脅している!」と訴えたそうだ。

現在18歳になるケヴォンは、昨年8月1日の裁判で「本当にごめんなさい。僕は姉を殺すつもりはなかった。彼女は僕に色々なことを教えてくれました」と涙がながら語った。しかし翌日には殺人罪で有罪判決を受け、彼には終身刑が言い渡された。この時、傍聴席にいたケヴォンの家族からは悲痛な叫び声があがったという。

画像は『Mirror 2020年1月12日付「Brother and sister’s fight over wifi password leads to tragic murder」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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