アメリカで幼いきょうだいを殺害して起訴された当時13歳の少年が、殺害理由について「神の啓示があったため」と供述した。少年は2人を殺害した後も子猫を虐待するなど異常な行動が見られたという。『New York Post』『The Sun』などが伝えている。
米インディアナ州で2017年に当時13歳だったニクラス・ジェイムズ・ケドロウィッツ(Nickalas James Kedrowitz)が、1歳11か月のデジレ・マッカートニーちゃん(Desiree McCartney)と生後11か月のナサニエル・リッツちゃん(Nathaniel Ritz)を殺害したことで先月4日に起訴された。
ニクラスの最初の犠牲者となったのが、異母妹のデジレちゃんだった。『New York Post』によると、当時デジレちゃんの母親クリスティーナ・マッカートニーさん(Christina McCartney)はスティーブン・リッツさん(Stephen Ritz)と婚約中で、ナサニエルちゃんはスティーブンさんの連れ子でニクラスの義弟になる。
2017年5月1日のこと、クリスティーナさんが仕事で外出し、自宅にいたスティーブンさんはナサニエルちゃんの様子を見るためリビングにいる少しの間だけ、当時13歳だったニクラスにデジレちゃんの子守を頼んでいた。ところがスティーブンさんは、ニクラスからデジレちゃんが息をしていないことを聞かされて慌てて救急車を呼んだ。
ちょうどその時にクリスティーナさんが帰宅し、救急車が到着するまでデジレちゃんの心肺蘇生を行った。しかしデジレちゃんは、5日後の5月6日に病院で息を引き取ってしまった。デジレちゃんの遺体は検視が行われたが、はっきりした死因を特定することはできなかったようだ。
そしてデジレちゃんが亡くなった2か月後の7月20日の夜、