イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】キャサリン妃、ホロコースト生存者達を撮影「悲劇を決して忘れない」

国際ホロコースト記念日の1月27日、キャサリン妃が撮影したホロコースト生存者の写真が公開された。キャサリン妃は子供の頃に『アンネの日記』を読み、大変心を打たれたそうだ。心の奥深くに刻まれたアンネ・フランクの言葉からインスパイアされ、今回の写真撮影を行ったという。オランダの画家ヨハネス・フェルメールの作品を思い起こさせる写真には、生存者達が体験した想像を絶する悲劇のストーリーが隠されている。

1945年1月27日にアウシュビッツ強制収容所が解放されてから、今年で75年になる。国際ホロコースト記念日である27日、キャサリン妃が撮影した2人のホロコースト生存者と孫達の写真が公開された。ホロコースト・メモリアルデー・トラストとジューイッシュ・ニュース、王立写真協会(RPS)によるプロジェクトで、今年1月初旬にケンジントン宮殿で撮影されたものだ。

写真のモデルに選ばれたのは、ホロコースト生存者のスティーブン・フランクさん(84)とイヴォンヌ・バーンスタインさん(82)だ。2人から実体験を聞いたキャサリン妃は「彼らは悲しい過去の経験を振り返るだけではなく、悲劇を乗り越えたことに感謝している」とし、「彼らの体験談は、永遠に私の心に重くのしかかるでしょう。わずかな生存者の方々に直接会い、こうして話を聞けるのは大変貴重なこと。彼らが乗り越えてきた想像を絶する悲劇を決して忘れないよう、彼らの記憶を未来の世代へと残していくことが大切です」と語った。

モデルになった一人、アムステルダム生まれのスティーブン・フランクさんは数か所の強制収容所に入れられたという。写真ではスティーブンさんの2人の孫、マギーさん(15)とトリキシー・フリートさん(13)が鍋とトマトを手に持つ祖父を温かい目で見つめている。鍋はスティーブンさんの母親が収容所に持って行ったもので、

1 2