イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】エミネムの新アルバムに非難殺到 マンチェスター・テロを題材にした曲に市長も「大変無礼」と怒り

マンチェスター市のアンディ・バーナム市長が「不必要に痛ましく、事件関係者や家族にとって大変無礼なことだ」という声明文を発表した。テロで実際に家族が犠牲になった遺族たちはSNSにコメントを投稿し、「まったくくだらない。興味ないし関与もしない」「あのエミネムがテロのことを歌うのは驚かないけど、遺族やアリアナを辛い過去に引き戻すなんて残念だ」など非難の声をあげている。

エミネムは実際にマンチェスターのテロ事件後、自身のツイッターで遺族をサポートするための寄付金を募った。エミネムの呼びかけで集まった総額180万ポンド(約2億5800万円)の募金は、すべて英国赤十字社とマンチェスター・イブニング・ニュースへ直接届けられている。

なおアルバムタイトルの『Music To Be Murdered By』は、1958年にリリースした英映画監督アルフレッド・ヒッチコック氏の同名アルバムに敬意を表したものだ。エミネムはアルバム収録曲の中で、ヒッチコック監督の語り部による間奏曲をサンプリングとして使用しており、自身のツイッターでは「師匠からのインスパイア。アルフレッドおじさん!」と投稿している。同アルバムにはゲストとしてエド・シーラン、ヤングM.A.、アンダーソン・パーク、Qティップのほか、昨年12月に死去したジュース・ワールドなどが参加している。

画像は『Marshall Mathers 2020年1月17日付Twitter「It’s your funeral…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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