高位王族からの引退を希望するヘンリー王子一家の今後をめぐり、現地時間13日にエリザベス女王、チャールズ皇太子、ウィリアム王子、ヘンリー王子らが一堂に会し、話し合いの場を持った。のちにエリザベス女王が声明を発表し、今後はヘンリー王子・メーガン妃夫妻が「英国とカナダを行き来する生活になること」「公的資金に頼らず経済的に自立すること」など、2人の意向にほぼ全面的に理解を示したことを明かした。

ヘンリー王子・メーガン妃夫妻の今後について話し合うため現地時間13日、ノーフォーク州サンドリンガムのエリザベス女王別邸にチャールズ皇太子、ウィリアム王子、ヘンリー王子、そしてそれぞれの個人秘書らが続々と到着した。

ヘンリー王子はミーティングの前に女王と昼食を共にするため、現地時間午前11時20分頃に一番乗りでサンドリンガムに姿を見せ、チャールズ皇太子は公務で訪れていたオマーンを後にしミーティングに合流、ウィリアム王子はミーティング開始の15分ほど前の午後1時45分頃に到着した。現在カナダに滞在中のメーガン妃は、電話でこのミーティングに参加、またそれぞれの個人秘書達もこの場に居合わせたという。

英メディアから“サンドリンガム会談”と名付けられたこの会合は数時間にわたって開かれ、現地時間午後5時には会合の内容をエリザベス女王が声明にて発表、